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装丁 <松本大のつぶやき>

松本大さんといえば、あの大躍進中のネット株証券会社マネックス・ビーンズのCEO。読書家としても有名なのだが、松木氏のブログの2004年02月25日(かなり昔の記述で失礼!)に、「装丁 <松本大のつぶやき>」と題された記述がある。

内容は、ふと白秋の「思ひ出」を読みたくなって探したところ、文庫版が見つかった。しかしその中から「初めて読んだ時の感動には、到底近付くことができ」なかった。その理由の1つは自分の「感受性」の問題だと思われるが、もう1つは、

本の活字(復刻版ですから正しくは活字を模した写植ですが)、紙質、紙の厚さ、本の大きさ、表紙のデザイン(「思ひ出」は掌に載る、とてもコンパクトな宝石箱のような装丁だったと記憶しています)、そういったもの全てによってトータルにプロデュースされた世界がそこにはない、というのも大きな理由ではないでしょうか?オペラにも歌舞伎にも、舞台衣装や舞台装置があり、それはトータルな芸術の重要な一部です。たとい「詩」という文字情報であっても、周辺装置、即ち装丁は、トータルな作品にとって重要な仕掛けなのではないでしょうか。特に詩のような雰囲気が重要な要素を占めるものにとっては必須な気もします。もっといい活字(もしくは写植)、装丁の本が出てこないでしょうかね。

とのこと。
うむむ。「トータルな芸術の重要な一部」とは重いお言葉。「たとい「詩」」ではなく、「「詩集」だからこそ」なんでしょうね・・・。

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