『装丁家で探す本──古書目録に見た装丁家たち』
タイトルどおり、装丁家から作品(書籍)引ける辞書。中を開くと、1000名以上の装丁家とその作品がずらり(もちろんすべてではありませんが)と並んでいます。「装画と装丁を区別していない」とあるように、純粋な意味の装丁家ではない方も多く入っているとはいえ、すごい数です(昔は、編集者が装丁をすることが多かったようなので、明記されてないのかも?)。たとえば、リストには手塚治虫や東山魁夷など、画家、漫画家もたくさん入っていますが、それはそれで価値ある資料ってなもんでしょう。
作りとしては、装丁家の名前のあいうえお順になっていて、それぞれの名前の下に書籍名、発行年、発行所、そして古書価が付いています。名前の横に2行ほどプロフィールが添えてあることも。
なお、「古書目録に見た」とあるように、現代の装丁家ではなく少し前の時代の本が対象です。
こんな資料は見たことがない。編者の方のご苦労は並大抵なものではないはず。現代版もあれば、便利だろうなぁ。あ、ソウテイファンを始めた頃の孤高なる目標は、「装丁に関するデータベース作成」、まさにそれだったなぁ(遠い目・・・・)。

ちなみに、本書の装画は芦田康秀さん。黒地のこのイラスト、ミステリーチックでちょっと怖いんですが、これはなんとかならないんでしょかね。
※発売と同時に買っていたのですが、紹介が遅れました。
※アマゾンでは品切れのようですが、bk1で購入可能。
「04:装丁に関する本・雑誌記事」カテゴリの記事
- 『ブックデザイン ミルキィ流 』(2008.05.23)
- 『編集デザインの発想法』(2007.12.13)
- 『+DESIGNING 2008年1月号(Vol.8)』(2007.11.28)
- 『しかけのあるブックデザイン』(2007.09.20)
- 『装丁の仕事169人』(2007.10.28)
TrackBack
TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/97442/16878375
Listed below are links to weblogs that reference 『装丁家で探す本──古書目録に見た装丁家たち』:












Comments