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『トラや』

装丁:菊地信義 立体:木村繁之

感想:ちょこんと座ったネコ。光の当たり方が、寂しさをかきたてているかのよう。そこ横に寄り添うように明朝のすっきりとした書体で、タイトルと著者名があります。寂しく美しい装丁です。
なお、この猫ちゃんは、「装画に使った猫の立体は知人の猫の思い出の為に個人的に作られたもの 由来は知らずデザインとして選ばれた猫の図像がこの本の内容と偶然つながる不思議な縁」だそうです(木村氏のブログより)。

トラや
トラや
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南木 佳士
文藝春秋 (2007/11)
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『新バイブル・ストーリーズ』

装丁:木村祐治、本多悦子(木村デザイン事務所) 装画:木村祐治

感想:人のような装画がとても印象的な装丁。全体的には黒と白だが、頭らしきものの横だけ一部青。そこに目が惹かれる。

新バイブル・ストーリーズ
ロジャー・パルバース 柴田 元幸
集英社 (2007/12)
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『美しいもの』

装丁:山口デザイン事務所(山口信博・大野あかり)

感想:「美しいもの」の装丁はやっぱり「美しいもの」でした、・・・なんて冗談っぽいですが、本当に美しいです。小泉佳春さんの美しい写真 を損なわず、さらに引き立てるような装丁で、茶器を飾ってあるデザインの本ながら、それをまた飾っておきたくなります。

美しいもの
美しいもの
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赤木 明登
新潮社 (2006/10/19)
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『貝の帆』

装丁:新潮社装幀室

感想:タイトル文字の存在感が抜群のデザイン。バックの黒に映える金色のタイトル文字は加工がしてあり、美しさがさらに増しています。バックの絵は海の中から上を見上げたような、希望を求めるようなデザインになっています。

貝の帆
貝の帆
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丸山 健二
新潮社 (2005/11)
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『東京居酒屋探訪』

装丁:名久井直子 装画:木内達朗

感想:味のあるイラストとちょっと斜めに曲がったタイトル文字がかわいらしい装丁。居酒屋から連想するようなオヤジっぽさ(失礼!)は微塵もなく、ややもするとオシャレやレストランガイドかなにかのよう。

東京居酒屋探訪
東京居酒屋探訪
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大道 珠貴
講談社 (2006/09/21)
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『本棚』

装丁:サトウセーイチ

感想:本棚風の格子の上を歩く猫がアクセントとなっている、なんとも可愛いデザイン。タイトルのロゴも絶妙。
デザインとは関係ないが、帯に「あの人の本棚は、おもしろい」とあるように、他人の本棚って面白いですね。逆に自分の本棚は見られるのが気恥ずかしいですが。

本棚
本棚
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ヒヨコ舎
アスペクト (2008/01/18)
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『三面記事小説』

装丁:柳澤健祐

感想:画面では分かりにくいと思いますが、中ほどにある丸いのは排水溝、周りに散らされているのは髪の毛の写真です。全体から、ぞぞっつする冷たい美しさが漂っています。写真の使い方がなんてうまいんでしょう。実物を見ると本当に迫力があるので、書店でぜひ見てください。

三面記事小説
三面記事小説
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角田 光代
文芸春秋 (2007/09)
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『金縁の法則』と『ビバ!!年下婚』

非常に分かりやすいモチーフなので、デザインがかぶりがちなんだろうな。もっと探せば、似たようなデザインは発見できそう。

ご利益 人生が豊かになる!金縁の法則
佐藤 伝
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ビバ!!年下婚 (水玉カフェシリーズ)
葉石 かおり にしかわ たく
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『死都ゴモラ』

装丁:佐々木暁

感想:血のようなもので汚れた2つ折のユーロ札。真っ暗闇に無造作に投げられたように反対になっている。「ゴモラ」がなんだか分からないけど、「死都」というイメージがひしひしと感じられる。

死都ゴモラ―世界の裏側を支配する暗黒帝国
ロベルト・サヴィアーノ 大久保 昭男
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『萌神分魂譜』

装丁:ミルキィ・イソベ

感想:花を上から見たかのような、雲の隙間から青空が覗いているような、煙が漂っているような幻想的なデザイン。

萌神分魂譜
萌神分魂譜
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笙野 頼子
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『はじめての文学 林真理子』と『モノローグ』

文藝春秋から出ているはじめての文学シリーズと講談社から出ている平野啓一郎さんの『モノローグ』。白地にはっきりとした赤の丸窓というところがよく似ています。分かりやすいデザインなので、目についていい装丁とは思いますが、一瞬おやっ?と思いました。ちなみに、平野さんのほうは『ディアローグ』という本もあって、それは○が2つあるデザインになっています。また、『モノローグ』は表1に「エッ」とありまうが、表4に「セイ」となっています。
ちなみに、講談社現代新書でも、帯として白地に色の丸窓というものもありましたね。

装丁:はじめての文学シリーズ:大久保明子  モノローグ:古平正義

はじめての文学 林真理子

モノローグ

参考:

はじめての文学 重松清 (はじめての文学)

ディアローグ

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『ゴルゴタ』

装丁:印南貴行・水澤充

感想:典型的なタイポグラフィで魅せるデザイン。文字の濃淡およびカタカナと英語表記のバランスが絶妙。

ゴルゴタ
ゴルゴタ
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深見 真
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仕事ステーション

誠文堂新光社の「デザインノート」と連動したクリエーターに特化した「仕事ステーション」という求人サイトがあります。紙面デザイナーからグラフィックデザイナー、DTPデザイナー、絵本作家まで様々なジャンルの求人があるようです。興味がある人はぜひ。

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『監査難民』

装丁:渡邉民人(TYPEFACE)

感想:暗闇から、少し差し込む光。ギギーと鈍い音をたてて重い扉が開いたかのよう。「難民」の「難」の字がまた消え入りそうなところが、危うさを上手く表現している。

監査難民 (講談社BIZ)
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種村 大基
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『音をたずねて』

装丁:大久保明子

感想:かわいらしい2つの鈴は、型押しされていて、実物をみるとさりげない立体感があります。品よし、質感よし、見た目よし!の何拍子も揃った装丁です。

音をたずねて
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三宮 麻由子
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ご挨拶

当サイトは、装幀をこよなく愛する「ソウテイファン」によって運営されてる装丁に関するサイトです。
思わずジャケ買いしてしまう装丁、見た目でヤラれてしまう装丁、中身を読んでみて改めて関心する装丁・・・そんな装丁に出会ったことはありませんか。そんな素敵な装丁本の紹介および、装丁にまつわるあれこれを取り上げているのがこのサイトです。
メインコンテンツは、「カテゴリー」の一番上にあたる「01:素敵な装丁本の紹介」で、管理人が書店で見かけた素敵な装丁の本を紹介しているものです。そのほか、カテゴリー別に装丁にかかわる様々なことを書いています。
もともと、HP版ソウテイファンでやっていましたが、今はブログのみ更新しています。旧サイトから、徐々にコンテンツを移行していますので、重複ありです。ご了承くださいませ。


ソウテイファンも記事を書きました!
あの『デザインのひきだし』(グラフィック社)に、ソウテイファンが登場しました。2008年1月発売の(4)のp90-91です。私の記事はともかく、装丁好き、デザイン好き、紙好きのみなさんなら、決して買って損はしませんよ!(もうお手もとにある方も多いと思いますが)。

デザインのひきだし 4―プロなら知っておきたいデザイン・印刷・紙・加工の実践情報誌 (4)
グラフィック社編集部
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『氷平線』

装丁:関口信介

感想:雪原に立ち尽くす木々とそれにマッチするようなタイトル文字。寂寥感と寒々しさがたっぷりで、水平線ならぬ氷平線の向こうにいったい何があるのかが大変気になります。

氷平線
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桜木 紫乃
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『本日、東京ロマンチカ』

装丁:菊地信義 装画:前川千帆

感想:なんともコミカルなイラストが印象的な装丁。タイトルのゴロのよさもあって、2色のシンプルなデザインだけど、ワクワク楽しい感じが出ています。

本日、東京ロマンチカ
中野 翠
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『影の縫製機』

装丁:原条令子デザイン室

感想:箱入りの豪華本だが、装丁も素敵で飾っておきたくなるような一冊。カバーのみならず、本編全部白黒だがそれゆえの味わいがあります。

影の縫製機
影の縫製機
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ミヒャエル・エンデ ビネッテ・シュレーダー 酒寄 進一
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