『編集デザインの発想法』
グラフィック社 (2007/11)
売り上げランキング: 48750
今月の『+DESIGNING』は、「めくるめく、本の世界」。
巻頭対談. 細山田光宣+名久井直子「装幀をデザインする」書店から見たブックデザイン.
書店で見る、ブックデザインの現在
データで見るブックデザイン2007
平野甲賀 ぼくはこんな本が好き物語を形にするブックデザイン.
芥川賞&直木賞の装幀
大久保明子「変幻自在」の装幀家
松田哲夫「装幀」に恋して
新書の夜明け
初期創元推理文庫、その瀟洒なモダニズム。
Funny & Exciting !! 魅惑のコミックデザイン育て、楽しませるブックデザイン
児童文学と時代の変遷
福音館書店の絵本作り
理論社の童話作り.
[コラム]オトナも夢中になる絵本「ポップアップブック・ワンダーランド」.知識を伝えるブックデザイン.
森本千絵使命感にあふれた先人のデザイン
服部一成辞書デザインの着想
新漢語林/広辞苑/大辞林 辞書を解体する
中垣信夫百科事典という文化
やくみつる図鑑の楽しみ方
[コラム]山内浩史の図鑑コレクション視覚を刺激するブックデザイン.
町口覚共鳴から生まれるモノ
姫野希美青幻舎の色、赤々舎の色。
柴田書店料理がアートになる瞬間
[コラム]中野豪雄氏に聞く「展覧会図録」ができるまで
「ダネーゼ:プロダクトの編集者」展情報・資料.
橋本豊「紙と本のリサイクル」ブックカバー[章末コラム].
本にまつわるエトセトラ リトルプレス/こだわりの書店/書皮(ブックカバー)/
ブックラックディレクション/手製の豆本/気になるネット書店/ケータイ小説[情報ページ].
Find Up:川上俊(artless)/『荒野のグラフィズム:粟津潔展』/
『バウハウスの住宅 バウハウスの家具』
Various Product Review
+DESIGNING Point of View..
ソウテイファンではおなじみ「装丁の仕事」の最新刊が出ましたね。今年は、169人。ご存知ない方のために、一応ご説明すると、「装丁の仕事」はその名のとおり、第一線で活躍されている装丁家のリストです。1人あたり1ページ用意されていて、その方の作品はもちろん、プロフィールや連絡先なども掲載してあります。ソウテイファンとしては、必携の一冊です。
タイトルどおり、装丁家から作品(書籍)引ける辞書。中を開くと、1000名以上の装丁家とその作品がずらり(もちろんすべてではありませんが)と並んでいます。「装画と装丁を区別していない」とあるように、純粋な意味の装丁家ではない方も多く入っているとはいえ、すごい数です(昔は、編集者が装丁をすることが多かったようなので、明記されてないのかも?)。たとえば、リストには手塚治虫や東山魁夷など、画家、漫画家もたくさん入っていますが、それはそれで価値ある資料ってなもんでしょう。
作りとしては、装丁家の名前のあいうえお順になっていて、それぞれの名前の下に書籍名、発行年、発行所、そして古書価が付いています。名前の横に2行ほどプロフィールが添えてあることも。
なお、「古書目録に見た」とあるように、現代の装丁家ではなく少し前の時代の本が対象です。
こんな資料は見たことがない。編者の方のご苦労は並大抵なものではないはず。現代版もあれば、便利だろうなぁ。あ、ソウテイファンを始めた頃の孤高なる目標は、「装丁に関するデータベース作成」、まさにそれだったなぁ(遠い目・・・・)。

ちなみに、本書の装画は芦田康秀さん。黒地のこのイラスト、ミステリーチックでちょっと怖いんですが、これはなんとかならないんでしょかね。
※発売と同時に買っていたのですが、紹介が遅れました。
※アマゾンでは品切れのようですが、bk1で購入可能。
タイトルどおり、あれこれしかけのあるブックデザインの本を集めた本。本当に格好いい本が沢山で、見ていて楽しい!!
今月の『デザインの現場』の特集は、「デザインを読む!ブックガイド300」です!永久保存版!
特集 デザインを読む! ブックガイド300●本でたどるデザインヒストリー
まずはデザインの歴史を本でたどる旅。時間軸に沿って読み進めるもよし、気になる分野を選んで精読するもよし、作品集から人物に迫るもよし。書物を小脇に抱え、100年を超える歴史の海にダイブしよう!
世界編 世界デザイン史の決定版という本は存在しない。バウハウスまでの近代芸術運動の変遷をしっかり書いている本は多いが、ボーダレス化・共同作業化が進む現代デザインに関する本は少ない。そんな中『欲望のオブジェ』や『ブーム』はデザインの新しい見方を示している。ま、でも図版たっぷりのタッシェンの本のお得感はスゴい。
日本編 日本は元来、デザインの国だ。生活と美樹は密接な関係をもっていた。明治以降、美術から「図案」や「工芸」へ、そしてデザインへと伝統と近代性を融合させながら、日本のデザインは発展していく。そして戦後、生活スタイルの急激な変化とも相まってデザインは大きく変化し、多様化していくのである。まずは気になる時代から読んでみよう。時代の情熱を感じられるはずだ。●はじめに揃えたい必読の書
デザインのためにすぐ役立つ理論と実践、ジャンル別のガイドブック。各分野の専門家がすすめる、この39冊から揃えよう。●デザイナーを読み解く!
デザイナーの仕事を理解するにはその周辺にある思想や歴史を読み解く必要がある。5人の選者がそれぞれ思い入れの深い5人のデザイナーとその関連図書について語ってくれた。●私の1冊
読むことがつくることに繋がる。私に刺激を与える特別な本との出会い。今注目のクリエイター4人が語るそれぞれの1冊の話 |田名網敬一|曾我部昌史|ヤノベケンジ|MOTOKO●デザイナーを読み解く必読書 BEST30
デザイナーの自著、作品集、思想本など、さまざまな視点からそのデザイナーを読み解くためのベストブックをチョイス。●デザインの幅を広げる「この6冊」
それぞれの専門家が異なった立場から読書指南。デザインを思考するためのレッスンとして、視点/視線の違いを楽しもう。●デザイン誌で世界一周!
世界各国の最新デザインの情報を知るにはやはり現地で発行されているデザイン誌に目を通すのが一番手っ取り早い。ちょっと意外な(!?)国のデザイン誌のなかにはビックリするほどハイクオリティーなものもあり、デザイン誌をガイドブックがわりに世界を旅してみるのもいいのでは?●絶版本が読みたい
復刻希望のお宝本。名著=レア本となっていて、そう簡単にはお目にかかれない。しかし、専門古書店や美大図書館に行けば、そんな“幻の本”にも巡り会えるかも・・・。●デザインのための便利本ガイド
急ぎの調べもののときに手元にあると便利なデザイン年鑑や知的財産権の本、そして事典。デザイナーの仕事場にあると役に立つ本をピックアップ!
今月のDTP WOELDに、「本好きを唸らせる装幀は、この人たちが…… 装幀の力」と題された特集があります。
登場するのは、菊地信義さん、緒方修一さん、名久井直子さん、矢萩多聞さん、中島秀樹さん。
年代ごとに活躍した装丁家をマッピングした「装丁家マップ」も面白い!
ソウテイファン必読の書、「装丁の仕事」の2005年度版が刊行されます。昨年よりもさらにグレードアップして187人!最前線で活躍されている装丁家の作品をこれだけまとめて一気に見れるのは、この本だけです。
刊行記念に「装丁の仕事187人展」が開催されるそうです。直接手に取れる本もあるそうです。場所は、竹尾の見本帖本店 2Fで11/14から12/2まで。
装丁家、イラストレーターがパネリストのセミナーもあるそうです。装丁家の声が直接聞けるチャーンス!
※この情報は、「ソウテイファン」のBBSに装丁家の折原カズヒロさんに書き込んでいただきました。折原さん、ありがとうございました。
ソウテイファンのBBSで教えてもらいました。
19日NHKの「課外授業」で菊地信義さんが出ていたそうです。「自分の「生きる」を表紙にしよう」 と題されたこの回のみどころはNHKの番組ページにあります。
再放送も次の日曜日の午前8:05~(NHK教育)と、午後1:50~(NHK総合)であるようなので、見なくちゃ!
読売新聞の「本よみうり堂」の出版トピックに、「白いシンプルな装丁の本」という記事があった。
白を基調とするカバーの本が最近、よく目につくようになった。写真・絵や色を使わず、内容のイメージや“カラー”を限定しない、清潔で簡素な雰囲気が好まれているようだ。
と始まるこの記事。
白い本は汚れやすく、装丁で内容を伝えにくいことから敬遠されがちだが、そのなぞは、「印刷技術や紙の発達で汚れの問題をある程度、克服できるようになった」ことや「白いシンプルな装丁=著者や編集者が自信を持つ良書、頭を真っ白にして立ち向かう価値のある本、の方程式が成り立つのかもしれない」ということらしい。
産経新聞の読書欄「本の顔」に、坂川栄治氏が登場しています。ノモンハン事件に題材をとった、津本陽氏のドキュメンタリー小説『八月の砲声』について語っています。
若い世代にアピールする必要性は薄いとみたが、さりげなくモダンさも盛り込む。サブタイトルの背景を黒くして文字を白抜きで浮かび上がらせ、ライトブラウンのカバーとのコーディネートを考え、帯には白い紙を使った。 書店の店頭で手に取った本を、いかにカウンターに持っていかせるかを考えるのも装丁家の仕事という。だから坂川氏は、手触りも本の価値の一部だと考えている。 「本の価値を決めるのは、中身が一番、外見が二番、手触りが三番。ところが、書店の店頭にあるときだけはそれが逆転してしまう。並んだ本に手を伸ばさせるだけでなく、手に取った本を買う気にさせるために手触り感は重要。装丁家の腕の見せどころがくるわけです」 数々のベストセラーを手がけた坂川氏だが、自分の装丁を「作品」として意識したことはない。 「自分にとって装丁は、車や電化製品と同じ商品。だから、あの人に装丁をやってもらうと本が売れる、という評価がうれしい」 それが、本を売るためにデザインや手触りなど、売るためのさまざまな仕掛けを考える動機付けになるという。 「とにかく売れればいいと、派手な色使いをするのではなく、品のよさを読者が感じ取ってもらえるような本作りをしたい。本棚に入れて、十年たってもいい本だと思ってもらえるような本作りが理想ですね」 ソースはこちら
今月号の『ダ・ヴィンチ』に、「中国の最新ブックデザイン」というのがある。
そのナのとおり、中国の書籍設計(ブックデザイン)自称を紹介する記事。
あの杉浦康平さんも大注目ということで、インタビューが載っている。
本を手にとる人々の五感を刺激する、さまざまな工夫が施されたオブジェ本。(略)自由な発想、多彩な加工技術の組み合わせ。建築的、工芸的な発想も取り入れ、大胆なアイデアを本という形で表現しています。
とベタぼめ。確かに、造本などにもてまひま、労力、お金がかかっているのが紙面からも伺える。情熱、あつい思いが伝わるようだ。さすが「全国書籍装幀芸術展」で受賞したものというだけあって、美しさはいうまでもない。
第一人者、呂敬人(リュ・ナンレン)氏のインタビューも。呂氏は、杉浦さんの下で修行なさったそうです。
中国の本というと、安っぽい紙に安っぽい印刷なんて印象を持っていたのだが、その先入観はガラリと変わった。
実物をぜひ展示してくれないかしら。いや、自分が中国に行ってみるのがよし?
今月号の「イラストレーション」(玄光社)の特集は、
気鋭の装幀家が注目する新人「18」
坂川栄治さん、緒方修一さん、望月玲子さんなど、第一線で活躍されている装幀家の視点でみる「装画」の特集。
装幀でイラストが使われることは多いけど、そのインパクトはかなりのもの。イラストの力でデザインが成り立っているものも多いはず。
そんな思いを持ちながら読むと楽しいです。
イラストレーターのための売り込みガイドつき。
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